数字やグラフの結果は、相対的に考えましょう。

定額制社員研修の代表例は、受講者(社員)に付いての個別結果のアウトプットが数字、レダーチャート、%などで出てくることです。最近は見える化を強調する風潮があり、結果を手にした人事関係者、社員の所属上司は、アウトプットの見栄えに惑わされる危険性があります。人間の持つ特性は、本質的な要素と、周囲の環境や上司の指導などでかなり変化する部分があることを、人事関係者は理解しておくべきです。いわゆるレッテル貼りは要注意です。甚だしい例は、受講当日の体調により差が出ることもあります。暗い気持ちで受講したケースと、明るい気分が湧き出る体調の下での受講ケースでは、差が出ることは珍しくありません。従って、アウトプットの結果は、人事関係者、所属上司による面談で確認されることが望まれます。

ストレスチェックと日常業務

ストレスチェックの調査を受けた受講者のアウトプットと、日常の業務遂行態度との比較は意義深いものがあります。書類での結果と、日常の会社への貢献から判断される要素の比較であり、内容が矛盾するケースでは、後者を重視すべきであることは論を待たないことです。会社では、業務遂行の成果が評価の中心基準となるからです。特別な例として、採用内定者のアウトプットがあります。このケースでは、アウトプットが少しでも客観的になるような所属上司の手続方法がありません。これを補うものが、2次、3次の段階的面接であり、複数者による面接となります。各面接者の面接時の記載は保存しておく意味があります。内定者のフォローでは、最も重要な項目は「丁寧さ」です。内定者は何かのきっかけで心が動揺することがあります。丁寧さは、繋ぎ止めの「とも綱」になります。

業種に合わせて最適なプログラムを選ぶのが、効果のある社員教育を行うためのポイントです。特に英会話教育に力を入れると、国際的に活躍できる人事育成にも役立ちます。